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YOHJI YAMAMOTOBrand

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YOHJI YAMAMOTO(ヨウジヤマモト)とは?

世界的にも人気を誇るデザイナーズブランド、YOHJI YAMAMOTOヨウジヤマモト)。
一度はお聞きしたことがあるブランドではないでしょうか。
もっとも、名前を知っていてもどういったブランドなのかよく分からない人が多いかもしれません。
そこで以下では、YOHJI YAMAMOTOについて知っておきたい基本的な情報を紹介していくことにします。

 

YOHJI YAMAMOTOについて知っておきたい基礎知識

1981年以来、パリでコレクションを発表し続けた山本耀司氏とそのブランドを率いるYOHJI YAMAMOTOヨウジヤマモト)ですが、オーバーサイズでジェンダーレスな衣服、最先端の素材を使用し、前衛的なフォルムを構築したデザインは今までの既成概念を壊し、常にファッション業界の最前線をひた走ってきました。
ヨウジヤマモトは、ワーグナーのオペラや、ピナバウシュ舞踏団、北野武氏の監督映画などの衣装制作も手がけるほどのブランドです。
そんなヨウジヤマモトは「アーカイブストア」でも取り扱われていたりと常に人気ではありますが、特に今若い世代を中心にヨウジヤマモトブームが高まっています。
世界のファッションを牽引し人々を惹きつけ続けるその魅力と歴史を記載していきます。

 

YOHJI YAMAMOTOの歴史とは?

デザイナー兼創業者である山本耀司は1943年10月3日に東京で生まれました。
父親を戦争で亡くし、オーダーメイドの洋裁店を営む母親ひとりの手によって育てられました。
その時の彼は、「ミシンの音とアイロンの匂いの中で懸命に働いている母親を通して、世間を見ていた」と言っています。
また母親が一番の運命の女性だったとも語っており、母親の影響を強く受けています。
その後、彼は慶応義塾大学に入学します。
日本から世界で活躍するデザイナーは数多くいますがその中でも山本耀司は稀な高学歴なデザイナーのひとりです。
入学はするものの、彼の周りの学生たちは裕福な家庭の学生ばかりで社会に出る気をなくしてしまいました。
そしてしばらくの間、バックパッカーをして世界を放浪していたそうです。
ところがひとりで育てて大学にまで行かせた母親に激怒され、慶応義塾大学卒業後は、文化服装学院に入り直し、1969年に卒業しました。
卒業と同年、新人デザイナーの登竜門とされる「装苑賞」と「遠藤賞」を若くして受賞しました。
母親の洋裁店を手伝いをしながら、1972年、株式会社ワイズを立ち上げます。
デザインコンセプトは「男性の服を女性が着るということ」、時代や流行、ブランドネームに流されない価値観を持つことです。
1976年には青山のベルコモンズの地下にブランド初の直営店をオープンさせました。
そして、1977年には東京コレクションデビューを果たし、その4年後、1981年にはパリのプレタポルテコレクション、1982年にはニューヨークコレクションにもデビューし、同時にYOHJI YAMAMOTO(ヨウジヤマモト)をスタートさせました。
デザイナー、山本耀司のパリコレクションデビューは、当時のプレタポルテ(高級既製服)では、ネオンカラーをメインとした身体のラインが協調されるワードローブがトレンドとされていて、黒を使うことはタブー視されていたのですが、オールブラックで身体のラインを隠した、オーバーサイズのレイヤードスタイルを発表。
トレンドとは、真逆のスタイルを発表したことで、パリコレクションに衝撃を与えます。
衝撃を与えた山本氏を称え「黒の衝撃」と言われています。
また服を作るときには、着心地、着た時のシルエット、風になびいたときのシルエット、動いた時の布の追従性など、服を着用すれば直面するであろう様々なシーンを想定して手掛けることが大切で、彼はその探求を妥協することはありませんでした。
その探求心から培われた高度なカッティングや縫製技術を駆使する山本氏は、のちに「布の魔術師」と呼ばれるまでになりました。
1986年には第4回毎日ファッション大賞を受賞したヨウジヤマモトは、1988年には株式会社ヨウジデザイン研究所を設立。
それ以降、パリに拠点を置き、パリを主戦場にコレクションを展開するようになります。
1989年ヴィム・ヴェンダースによるドキュメント映画「都市とモードのビデオノート」発表のほか、ワーグナーのオペラ、ピナ・バウシュ舞踊団、北野武監督映画などの衣装制作を手掛け、北野武氏に気に入られプライベートでも着用されています。
1993年、バイロイト音楽祭でオペラ「トリスタンとイゾルデ」の衣装を担当し、その後、坂本龍一によるオペラ「LIFE」や北野武監督の映画「BROTHER」、「Dolls」など数多くの衣装を手がけました。
翌年1994年にフランスの芸術文化勲章「シュバリエ」を受章しました。
2002年にはアディダスとの共同ブランド「Y-3」のクリエイティブディレクターに就任し、ファッションとスポーツという2つの異世界を融合し、革新的なスタイルを打ち出しました。
2005年にはフランス国家功労勲章、2011年にはフランスで芸術文化勲章の最高位である「コマンデュール賞」を受賞します。
2010年、19年ぶりに東京でメンズショーYOHJI YAMAMOTO THE MEN(ヨウジヤマモト ザメン)を開催しました。
ムッシュかまやつ、あがた森魚、真木蔵人など服に着られることなく自らの生き様を纏い着こなす男たちを集結させたショーが話題を呼び山本耀司氏は、格好良いの本質や服の美意識を表現できる貴重なデザイナーとして高く評価をされました。
2012年、ヨウジヤマモトがウィメンズの新ラインREGULATION(レギュレーション)を発表し、翌年の2013年にはメンズでもレギュレーションを発表しました2014年、アクセサリーブランドdiscord YOHJI YAMAMOTO(ディスコード ヨウジヤマモト)をスタートさせ、2014年秋冬プレコレクションでファーストコレクションを発表しました。
メイドインジャパンのハイクオリティにこだわった、バッグ、シューズ、スカーフなどのファッションアイテムを展開し、日本の文化である奥ゆかしい美しさをヨウジヤマモト流の解釈されたデザインが特徴です。
さらに、ヨウジヤマモト初のブランドセレクト型ショップGround Y(グラウンド ワイ)をオープン。グラウンド ワイは、ヨウジヤマモト社のブランドを複数取り扱う、 新しいタイプのブランドセレクト型の直営店です。Ragne KIKAS(ラグネ キカス)をデザイナーに起用したplyy by RAGNE KIKAS(プライ バイ ラグネ キカス)を2015年の春夏コレクションからスタートさせ、2017年、絵画を中心とした展覧会「画と機」山本耀司&朝倉優佳が東京オペラシティ アートギャラリーで開催されるなどファッション業界以外でも活躍しています。

 

YOHJI YAMAMOTOのデザイナーとは?

こちらでは、デザイナーの山本耀司氏に関する情報を記載します。
山本 耀司(やまもと ようじ)氏は、日本のファッションデザイナー。
YOHJI YAMAMOTO(ヨウジヤマモト)の名でプレタポルテ(高級既製服)ブランドを展開しています。
1943年10月3日、東京生まれ。父を戦争で亡くし、歌舞伎町でオーダーメイドの洋装店を営む母親に育てられた。
新宿区立大久保小学校から暁星小学校に編入。
暁星中学校・高等学校を経て慶應義塾大学法学部を卒業。
その後、文化服装学院へ入学し1969年に卒業。
同年に装苑賞と遠藤賞とをダブル受賞。
1972年に既製服の展開を行う株式会社Y‘s(ワイズ)を設立します。
1977年にワイズにて東京コレクションデビュー。
1990年には三菱銀行、1991年には東海旅客鉄道(JR東海)の新制服をデザイン。
1993年のバイロイト音楽祭でワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」の衣装を担当しました。
「BROTHER」や「Dolls」等、北野武氏の映画作品の衣装を数多く手がけ、北野氏は現在も山本氏の服を愛用しています。
2009年、パリ・カンボン店をオープン。
2009年10月8日、旧(株)ヨウジヤマモトは民事再生法の適用を申請します。
投資会社インテグラル(株)の支援により、直営店および百貨店のインショップ、国内外の卸事業は継続。パリ・コレクションも続けます。
また山本耀司氏は引き続きチーフデザイナーとして、デザイン活動を行います。
2009年12月、インテグラル(株)が設立した新会社が(株)ヨウジヤマモトとして旧ヨウジヤマモト社から事業譲渡を受け再起を果たしました。
2014年、RIZZOLIより「Yamamoto & Yohji」を刊行。
2014年、スペインのプロサッカーリーグ「リーガエスパニョーラ」のトップチーム「レアルマドリード」のサードユニフォームをデザインします。
2015年、全仏オープンテニスのためのコレクション、adidas Roland Garros Collection by Y-3(アディダス ローラン・ギャロス コレクション バイワイスリー)を発表します。
同年5月にローラン・ギャロスで開催された全仏オープンテニスで、ジョー=ウィルフリード・ツォンガ選手とアナ・イバノビッチ選手の2人のテニスプレイヤーのほか、大会のボールボーイとボールガールも着用。2016年1月、山本が手がけるアディダスのスポーツブランドY-3(ワイスリー)が、宇宙旅行ビジネスを行う民間企業ヴァージンギャラクティック社(VG社)と協業し世界で初めて宇宙旅行用アパレルの開発を進めていることを発表します。
同年1月14日、米・ニューメキシコ州にあるVG社の施設「スペースポートアメリカ」で宇宙飛行士用フライトスーツとブーツの試作品が公開されました。

 

YOHJI YAMAMOTOのラインとは?

YOHJI YAMAMOTO FEMME(ヨウジヤマモト ファム)
レディースのコレクションライン。ヨウジヤマモトの世界観が一番出ているラインになっています。
かなり前衛的なデザインも多く、価格帯は各ラインの中でも、ヨウジヤマモト プールオム(メンズライン)に次ぐ高さです。
現在の服にとらわれない新しいモードを作りだすブランドです。

YOHJI YAMAMOTO +NOIR(ヨウジヤマモト プリュス ノアール)
こちらもレディースライン。ヨウジヤマモトの世界観を普段着で表現したブランドライン。
黒をテーマに、アクセントといくつかの色・柄によって構成。日常着を表現しているが、ヨウジヤマモト特有の派手なデザインも多いです。

YOHJI YAMAMOTO POUR HOMME(ヨウジヤマモト プールオム)
メンズのコレクションライン。ヨウジヤマモトの世界観を最大限に味わう事ができるというコンセプトはレディースと相違はありませんが、ダンディでありながらどこかコミカルなユニークさが漂っている、まさに山本耀司本人をイメージするコンセプトです。
価格帯はすべてのラインの中でも一番高く、ジャケットの定価は12万円~といったところです。
人気も一番高く、現在中古市場で高値で取引される過去の名作は、POUR HOMMEのラインの物が多いそうです。

YOHJI YAMAMOTO COSTUME D’HOMME(ヨウジヤマモト コスチュームドオム)
メンズのスーツライン。

Y’s(ワイズ)
1972年設立と非常に長い歴史をもつレディースライン。男性の服を女性が着るというコンセプト、そして自立した女性がテーマで、ユニセックスの先駆けのようなラインです。
2012-13年秋冬コレクションからは、山本と共に仕事をしてきたプランナーやパタンナーらが継承。

Y‘s for men(ワイズ フォーメン)
1978年に設立され、2009年秋冬をもって終了したメンズライン。ワイズを着ている女性の隣にいる男性が似合う服がコンセプトで、レディースがあってこそのメンズラインとなっています。ヨウジヤマモトよりも控えめなデザインと価格が魅力で、現在でも中古市場で人気を誇るラインです。

S‘YTE(サイト)
インターネット限定のカジュアルウェアブランドで、2011年9月スタート。他のラインよりも比較的安価な価格で、ヨウジヤマモトの世界観を楽しむ事ができるラインになります。

REGULATION YOHJI YAMAMOTO(レギュレーションヨウジヤマモト
ベーシックなジャケット・シャツ・スラックスを展開するライン。2013年春夏シーズンからスタート。スーツ系のアイテムが多いラインで、制服がコレクションの中心です。黒を基調としたセットアップなどがメインとなります。

Ground Y(グラウンド ワイ)
2014年にヨウジヤマモトのセレクトショップとしてスタート。多面的な要素をとりいれながらジェンダーレス、エイジレスなスタイルで新しい世界観を提案しています。新世紀エヴァンゲリオンなどのアニメとも数多くコラボし、幅広い客層から好まれるラインです。

discord(ディスコード)
日本文化の奥ゆかしい美しさを特徴とするアクセサリーブランド。2014年秋冬スタート。

Y-3(ワイスリー)
adidasとのコラボライン。スポーツとモードが融合したアイテムが多く、adidas ならではの機能性とヨウジヤマモトならではのデザイン性が共存したラインとなっています。ブランド名「Y-3」の由来は、YはYOHJI YAMAMOTOの頭文字、3はアディダスの3本線を表しています。

 

YOHJI YAMAMOTOの中古市場での評価とは?

ヨウジヤマモトには現在に至るまで、数々のラインをスタートされました。
ヨウジヤマモト特有の唯一無二なデザイン、シルエットが日本、そして世界でも評価されている為、どのラインも回転率が高く「高値」そして「安定」した実績を誇っています。
コレクションラインでもあるYOHJI YAMAMOTO POUR HOMME やYOHJI YAMAMOTO FEMMEを中心に非常に高い販売実績を誇っています。
コレクションラインでも名作となったジーズンのアイテムなど希少性や人気の高さからとんでもない高値が付く場合もございます。
例:95AW 鹿鳴館(ろくめいかん)期 99AW ジプシー期 のコレクションアイテムなど・・・

 

YOHJI YAMAMOTOの偽物に注意しよう

ヨウジヤマモトには数多くの偽物が出回っていると言われています。
購入時にはきちんと正規品か確認をしないといけません。
正規店以外でご購入される場合は、今回ご紹介するポイントをみて、購入を判断してください。

品質タグ
他のブランドにも繋がる内容になりますが、品質タグの誤字、脱字があったり、文字の大きさがバラバラな商品は偽物であると言う事が多いです。
特に「ン」を「ソ」で書かれていたり「さ」を「し」で書かれている偽物が多数確認されております。

本物の写真と見比べる
ヨウジヤマモトの商品は、派手で奇抜なデザインが多い事から、本物と同じ様に精巧に作るのが難しいです。
本物の写真のデザインと見比べてみて、デザインの大きさや位置、色味が違ったら、購入を控えた方が良いでしょう。
また、2017年、2018年の一部アイテムの偽物の出回りが多く確認されているそうです。

 

YOHJI YAMAMOTOを高価買取できる理由

日本が誇るシグネチャーブランドのヨウジヤマモトですが、非常に多くの人から支持されているブランドです。
新品市場、中古市場でも販売実績が最上位に位置し、いわゆる回転率が非常に優れているブランドといえます。
「高値」そして「安定」した販売実績を誇る為、安心して高い値段をつける事が出来ます。さらに高い値段で売るコツとして、

1. コンディション、品質に優れている
汚れがない、キズがない、チャックやボタンなどの破損がない、洗濯やクリーニング、シワが出来るアイテムはアイロンをかけている

2. シーズン(季節)直前に売る
例えば、冬物だと寒くなる前の9月~11月、春物だと2月~3月など

3. 新しいアイテムを売る
ヨウジヤマモトのアイテムは人気が高く、他のブランドに比べて非常に値崩れしにくい傾向にあります。
しかし原則年数が古くなると品質が悪くなったり、トレンドのシルエットやライン、アイテムではなくなってくる事から、年数が古くなればなるほど買取金額が安くなる傾向がございます。
使わなくなった、着なくなった、けどいつか着るかもとクローゼットや押し入れに眠らせるのではなく、着なくなったタイミングで売るのがベストです。