vansonBrand
“RECLOTHE”のvanson買取
vanson(バンソン)とは?
モーターサイクルのイメージが強いブランド、vanson(バンソン)。
一度はお聞きしたことがあるブランドではないでしょうか。
もっとも、名前を知っていてもどういったブランドなのかよく分からない人が多いかもしれません。
そこで以下では、バンソンについて知っておきたい基本的な情報を紹介していくことにします。
vansonについて知っておきた基礎知識
バンソンといえば、古き良きアメリカンカジュアル代表格ともいえる、超人気アメカジブランドです。主に主力とも言われる商品がライダースジャケットです。
その頑丈な作りと、何年経っても変わらないその風格と無骨なデザインは、まさに一生物といっても過言ではありません。
誇り高い職人の手で作られたバンソンの魂は、世界中のバイカーから愛されています。
バンソンは、最高級の品質を誇るライダースジャケットです。
本来のライダースジャケットとしても、ジャケパンコーデで決めるのも、幅広くマッチングします。
バンソンの特徴の一つとしてまずあげられるのが、その重厚感にあります。
アメカジらしく、白いTシャツの上にさらっとシンプルに男らしく着るのが一番のおすすめかもしれません。
ただバンソンのレザーは非常に硬く、自分の物として着こなすまで少々の時間を要します。
特にホースレザー(馬革)のタイプは、着れば着るほど自分の体にマッチングしてきますので、まさに自分だけのジャケットと成長していく事でしょう。
vansonの歴史とは?
バンソンは、主にモーターサイクル向けに作られたウェアを中心に展開しているアメリカ合衆国のアパレル企業です。
設立当初の社名はvanson Associates Inc (バンソン・アソシエイツ)。
1974年、ボストン大学経営学部出身のMichael Van De sleesenがマサチューセッツ州ボストンにて設立されました。
マイケルは自宅をオフィスにしてミシンとタイプライターのみでライダースジャケットの製作をし、当時、あまり取り入れられていなかった最新技術を徹底的に組み込んでおり、品質とレザーにこだわった事で、バンソンのライダースジャケットは、地元のレースシーンを中心に発展していきました。
1978年のオイルショックが原因で1980年初頭から会社は不況の影響を受けて業績は悪化します。
1983年にバンソンは一度倒産しました。
1984年、工場をマサチューセッツ州サザンランドへ移行し、フレッドワイズ氏によってバンソンレザー(vanson Leathers)として復活させました。
1980年代後半、マサチューセッツ州のクインシーに工場を移行しました。
バンソンは復活以来、モーターサイクル用のレザージャケット市場に進出し、アメリカだけでなくヨーロッパや日本からの需要も急速に高まり、アメリカを代表するハイクオリティレザーメーカーへと成長していきました。
特に日本では、1980年代後半アメカジファッションが大流行しており、そのブームに乗って知名度も一気に上がりました。
当時のアメリカンウェアは華奢な日本人には着こなすのがとても難しいサイズ感のものが多かったのに対し、バンソンのジャケットはタイトな身幅と二の腕で日本人の体形にもマッチし、アメカジブームの流れに乗って確固たる地位を築いたのです。
アメカジブームが去ったあとも、バンソンのブランドイメージやクオリティの高さに魅了されるファンは多く、圧倒的な人気を誇っています。
vansonのデザイナーとは?
バンソン社が創業以来、ずっと守り続けているのが自社工場の熟練した職人達によるハンドメイドによる生産。
約150人のスタッフが在籍しており、職人の経験は平均して8年以上と言われています。
ジャケットを生産する上で最もシンプルなもので49段階、複雑なもので126段階の工程に分かれます。
それぞれの部署で、職人による作業が行われ、そして、新しいスタッフの教育が行われています。
技術を次に引き継ぐ姿勢と、高いレベルでの縫製技術が最高級のレザージャケットを作り出しています
vansonのラインとは?
バンソンは、特にブランドラインが複数ある訳ではございませんので、ここでは年代とタグの特徴を紹介していきたいと思います。
白タグ
初期モデルに付く白タグ。ボストンに拠点を置いていた時のもので、タグには白地に「vanson Associates」と表記。
黒タグ
79年より白地から黒地のタグに変更されており、名前も変更されています。70年代後半オイルショックによる不況の煽りを受け業績が低迷します。
しかし、83年にマサチューセッツのサザンランドに拠点を移し、現在の名前でもある「vanson Leathers」に改名、(表記はBOSTONのまま)80年代後半にはレザーブーム到来によりレザーブランド界での地位を不動のものとします。
黒タグ(金色の刺繍)
現在も使われている現行タグ。黒ベースに金色の刺繍で枠が付きます。
フラッグはタグの中に入ります。80~90年代のアイテムは「TALON」ZIPを使ったモデルが多いです。
その事から、フロントや袖が全てTALONZIPを使った物だったら現行タグでも古いものの可能性が高いです。
また最近の商品になるとYKKに別注して作った「vanson」ネームの入ったZIPを使用しています。
vansonの中古市場での評価とは?
ライダースジャケットの定番でもあるバンソンですが、中古市場でも非常に高い評価を得ています。
販売実績も多く、いわゆる回転率が高く高値かつ安定して売れるブランドだといえます。
ジュンヤワタナベやロンハーマン、シュプリームなどのコラボアイテムが多く、またフリークスストアやエディフィスなどの別注アイテムが販売実績の上位を占めております。
シングルライダース、ダブルライダース共に高値もついており、高品質であれば、3万円~4万円の買取金額をお付けする事が出来ます。
vansonの偽物に注意しよう
バンソンの製品は、職人さんがハンドメイドで丁寧かつ高いレベルで製造しているので、本物と同じ様に精巧につくるのが難しく、あまり偽物が出回っているという報告が少ないブランドだと言われています。
ここでは、本革と合成皮革の特徴や違いを紹介していきます。
本革と合成皮革の違い
まず重さが違います。本革(特に牛革)は重く、合成皮革は軽いです。
革の寿命も、本革が長く、合成皮革は短いです。
合成皮革の寿命は平均3年で、経年劣化を起こし、革がボロボロに剝がれてきます。
通気性も悪い事から汗で蒸れて、汗臭くなったり、着心地が悪くなったりします。
あと補足になりますが、バンソンは上記にも記載してある様にTAILONZIPやYKKなどのファスナーブランドを使っています。
一概には言えませんが、無表記の安っぽいファスナーを使用したりしていると、偽物と疑って方が良いでしょう。
vansonを高価買取できる理由
ライダースジャケットの定番でもあるバンソンですが現在でも、バイカーをはじめ、世界中で支持されているブランドです。
新品市場、中古市場でも販売実績が最上位に位置し、いわゆる回転率が非常に優れているブランドといえます。
「高値」そして「安定」した販売実績を誇る為、安心して高い値段をつける事が出来ます。さらに高い値段で売るコツとして、
品質管理
洋服や靴は日頃の保管方法によって状態が大きく変わってきます。
例えば靴の場合、日頃綺麗に磨いたり、お手入れをしていると買取を行う際にも高い値段がつきやすく、逆に靴箱の奥にしまいっぱなしにしてガビが生えてしまう場合は当然買取額も落ちてしまいます。
また、洋服は繊細で匂いもつきやすいため食べ物の匂いやタバコ臭、香水のつけすぎなどによる匂いには、注意しましょう。
冬服の場合だとなかなか洗濯が難しいため、着ている時に汗をかいてそのままクローゼットにしまうというケースも多くなってきます。
コートやジャケットなどの洗濯が難しいアイテムは専門のクリーニングを利用するなどして管理、ケアをこまめに行いましょう。
付属品
購入した際についてくるブランドの箱・袋等の付属品は必要性を感じず捨ててしまいがちですが、実は付属品の有無は買取額にも大きく影響してきます。
お店によっては、箱や袋がないことで本来の適正査定額より大きく下回ってしまう場合もございます。
購入時についてくる箱や袋は、いわばブランドを証明する大切な一部分なのです。
つい捨ててしまいそうになりますが、いつか買取を利用することを考慮して普段から綺麗に残しておくことをおすすめします。