RALPH LAURENBrand
“RECLOTHE”のRALPH LAUREN買取
ファッションに少しでも関心がある方であれば、ラルフローレン(RALPH LAUREN)というブランド名を一度は見聞きしたことがあるのではないでしょうか。
もっとも、名前は知っていても、「どういったブランドなの?」と聞かれた場合に詳しく答えられるという人はそれほど多くはないかもしれません。
そこで、以下ではラルフローレンについて知っておきたいポイントを紹介しますので、この機にぜひ頭に入れておくと良いでしょう。
知っておきたいRALPH LAUREN(ラルフローレン)の基本情報
まずはじめに、ラルフローレン(RALPH LAUREN)の基本的な情報について見ておきましょう。
ラルフローレンは、ブランド名と同じラルフ・ローレンという名のデザイナーによって、1968年にアメリカで設立されました。
当時からこのブランドは、「豊かなライフスタイル」というコンセプトを掲げており、伝統的なイギリスのファッションにその当時のアメリカ風のアレンジを加えたアメリカントラッドというスタイルが多くの人々を惹きつけました。
このラルフローレンの特徴的なアメリカントラディショナル(アメトラ)調は、貧困家庭で生まれ育ったラルフ・ローレン氏が長年憧れを抱いていたアメリカの上流階級の人々が身にまとっていたファッションを自らのデザインに取り入れたものであると言われています。
同氏は、ファッションの学校に通って学んだことはありませんでしたが、独自の感性をもとに、デザインだけでなく、広告やマーケティングなどを幅広く手掛け、自らのブランドを世界的なものへと育て上げたのです。
ラルフローレンの歴史
続いて、ラルフローレンの歴史について見ていくことにします。
前述の通り、ラルフローレンは、1968年にデザイナーのラルフ・ローレン氏によって設立されています。
その時にスタートしたブランドが、今でもラルフローレンの代名詞となっている「ポロ」です。
1970年と1973年には、コティ賞というファッション業界では名誉ある賞を獲得するなど、順調にブランドとして知名度を高めていきます。
なお、1970年代のアメリカでは女性の社会進出が本格的に始まっており、それを受けてラルフローレンは早くも1971年から婦人服を手掛け始めています。
これを見ると、いかにラルフ・ローレン氏が時代の流れを敏感にとらえていたということが分かるのではないでしょうか。
また、1974年に公開された名作「華麗なるギャッツビー」において、主演のロバート・レッドフォードが着用する衣装のデザインを担当するなど、映画業界にも積極的に進出していきます。
その後、1977年に公開された「アニー・ホール」という映画によって、ラルフローレンのアメリカ国内での人気は決定的なものとなりました。
ウディ・アレンが監督と主演を務めたことで知られるこの映画にラルフローレンは衣装を提供しており、それがきっかけでじわじわと高まっていた人気に火がつき、それ以降、誰もが知っている一流ブランドの仲間入りを果たしたのです。
その人気の高さは、当時、ラルフローレンを使った「アニーホールルック」と呼ばれるファッションが全米中で流行ったほどです。
アメリカを代表するアパレルブランドへと成長を遂げたラルフローレンは、1986年にアメリカ人デザイナーとして初めてパリに路面店をオープンするなど積極的に海外にも進出しています。
日本に進出したのは意外と遅く、バブル経済が崩壊した後の1994年なのですが、百貨店などと提携して、短期間で一気に店舗網を拡大することに成功し、現在に至っています。
なお、ラルフローレンは企業としても順調に成長を遂げており、1997年にはニューヨーク証券取引所に上場を果たしました。
公開企業となったラルフローレンは、積極的に事業を多角化させており、1999年にはシカゴに「RL Restaurant」というレストランをオープンし、飲食業界にも参入を果たしています。
ラルフローレンが誇るデザイナー
次に、ラルフローレンの創業者であり、デザイナーでもあるラルフ・ローレン氏の生い立ちについて紹介していきます。
ローレン氏は、1939年にニューヨークのブロンクスでユダヤ系の両親の子どもとして誕生しました。
ニューヨーク市立大学バルーク校に入学し、2年ほどビジネスを学ぶも中退し、その後の軍隊生活を経て、世界最古の紳士服販売店として知られるブルックス・ブラザーズで働き始めます。
その後、ネクタイメーカーであるボー・ボランメルへと転職し、そこでデザイナーとして活躍することになるのです。
この時にローレン氏がデザインした幅広のネクタイは、当時の若者から熱狂的に支持され、後の独立に至るきっかけとなりました。
1968年に独立を果たし、ポロ・ファッションズを設立します。
この時の独立資金を、大富豪であるノーマン・ヒルトン氏が出したというのは知る人ぞ知るエピソードです。
なお、この年は、リッキー・ロービア氏と結婚するなど、ローレン氏にとっては人生の一大転換期となりました。
その後、ラルフローレンのデザイナー兼プロデューサーとして辣腕を振るったラルフ・ローレン氏は、2015年までおよそ半世紀にわたって同社のCEOとして活躍し続けます。
同年11月にCEOを退任した後も、会長として引き続きラルフローレンの経営に携わり、同社を牽引し続けているのです。
なお、それまでのファッション業界への貢献が評価され、2019年6月には、イギリスのバッキンガム宮殿で開催された叙勲式(非公開)において、ナイト・コマンダーという名誉ナイト勲章がローレン氏に対して授与されました。
これは、アメリカ人のファッションデザイナーとして初の快挙です。
ラルフローレンの各ラインの特徴
ラルフローレンは、多種多様なラインを展開しているブランドとしても知られています。
数あるラインの中で、主軸として位置づけられているのが、POLO RALPH LAURENです。
ラルフローレンの特徴あるアメリカントラディショナル調のデザインを最も堪能できるのが、このラインであると言えるでしょう。
また、通称ダブルアールと呼ばれる「RRL」というラインは、ラルフローレンの中でもヴィンテージ感を追求したデザインとなっています。
もともとヴィンテージマニアであったラルフ・ローレン氏が、リーバイスのヴィンテージを購入しようとしたところ、日本人のバイヤーの買い占めによって購入できなかったため、自らの手で新たなラインを立ち上げたのが、このRRLです。
ちなみに、RRLは1998年に一度生産中止になっていますが、根強いファンの要望を受けて2001年に復活したという珍しいラインでもあります。
なお、復活前のRRLは、布タグの両サイドに星が3つずつ並んでいるため三ツ星タグという愛称で親しまれており、コレクターの間で大人気となっています。
これら2つのラインは、男女兼用のものとなっていますが、そのほかにラルフローレンにはメンズラインやレディースラインも存在します。
メンズラインには、ゴルフ用のラインであるPOLO GOLFや、ビッグサイズ専用のBIG & TALL、メンズ向けの最上級ラインに位置づけられているPurple Labelなどがあります。
このPurple Labelには、最高級の布地が使用されており、すべてイタリア製というこだわりぶりです。
一方のレディースラインには、リーズナブルな価格帯のLAURENや、レディース向けの最上級ラインとされるRALPH LAUREN COLLECTIONなどがあります。
このRALPH LAUREN COLLECTIONも、Purple Labelと同じく、すべてイタリア製です。
ラルフローレンの中古市場における評価とは?
ラルフローレンは世界中で愛用されているファッションブランドであるため、中古市場にも大量の商品が流通しています。
数あるアイテムの中でも、特に高く評価されているのが、ポロシャツ、ワイシャツ、チノパンの3つで、これらについては常に安定したニーズがあるため、中古市場における価値もそれほど大きく変動はしません。
このうち、ポロシャツはラルフローレンの代名詞とも言えるアイテムであり、同ブランドが世の中に広げたと言っても過言ではありません。
特に、大きなポロのロゴが入っているポロシャツは、「ビッグポニー」と呼ばれて多くの愛好者が争奪戦を繰り広げていますので、その分、中古市場における評価も高くなっています。
一方、ワイシャツについては、ストライプやチェック、ブルーやピンクといったように、様々な柄やカラーに彩られているのがラルフローレンの特徴です。
カジュアルシーンで着用するには、非常に使い勝手の良いアイテムですので、若者からシニアに至るまで、幅広い年齢層に人気があります。
また、チノパンは、ラルフローレンが一躍脚光を浴びることになった映画「アニー・ホール」で採用されたアイテムであり、ゆったりとしたシルエットで履き心地も良いため、これまた人気があるアイテムです。
このように、アイテム別でみると中古市場で高く評価される傾向にあるラルフローレンのアイテムはポロシャツ、ワイシャツ、チノパンの3つで、これらはいずれも古着でも3,000円から5,000円程度、高い物だと1万円近くするものばかりです。
それ以外にプレミアがつくものとして「VINTAGE POLO」と呼ばれるアイテムがあります。
これは、1990年代以前に製造されたラルフローレンの総称なのですが、今や希少性が高くなった分、中古市場で非常に高く評価されており、1万円を超える値段で取引されるものも少なくありません。
そのため、もし手元にVINTAGE POLOがある場合は、ぜひ大切に保管しておくようにしましょう。
ラルフローレンの名をかたる偽物に注意しよう
ラルフローレンは人気の高いブランドだけに、中古市場には同ブランドの名をかたる偽物が出回っています。
そのため、相場よりも著しく安い値段で売られているようなものには気を付けるようにしましょう。
また、相場と変わらない値段で売られている商品の中にも偽物が紛れ込んでいる可能性があります。
精巧に作られた偽物を見抜くのは容易ではありませんが、いくつかチェックすべきポイントがあるので、ここでまとめて見ておきましょう。
まず第一に注目すべきなのが、ラルフローレンの代名詞でもあるロゴです。
ロゴにはポニーが描かれているのですが、本物は当然ながら4本の脚と尾があるのに対し、偽物の中には足の本数が少なかったり、尾が描かれていないものがあります。
また、刺繍も本物よりも偽物の方が粗い場合が多いため、明らかにロゴの輪郭がぼやけているようなものについては偽物ではないかと疑ってみた方がよいでしょう。
また、第二に、袖についているナンバーの刺繍や襟元についているタグも重要なチェックポイントです。
本物は、本体にしっかりと貼りつけられていますが、偽物は貼り付け方が甘くて浮いてしまっていたりします。
そのため、ナンバーやタグが適当に取り付けられていることが分かるようなものは偽物である可能性が高いのです。
さらに、第三のチェックポイントは刺繍の精巧さです。
ラルフローレンの商品にはきめ細やかな刺繍が施されているものが多いのですが、偽物の場合には刺繍が雑であるものが多くあります。
両者を見比べれば、その際は一目瞭然ですので、ぱっと見て刺繍が上手くないと感じるようなものは購入しない方が無難です。
RALPH LAUREN / ラルフローレンを高価買取できる理由
当店は開店当初からラルフローレンの買取に力を入れています。
ではなぜ、ラルフローレンを高く買い取れるのか解説していきます。
前述の「ラルフローレンの中古市場における評価とは?」でも書きましたが、ラルフローレンは中古でも「高値」で「安定」して売れています。
高値で売れるので高く買取できるのは当然ですが、重要なのは安定して売れるという点です。
「そんなに高く売れるのか!」と、少しでも気になったあなたは「査定」だけでも構いませんので、ぜひ一度LINE査定をご利用下さい。