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“RECLOTHE”のPatagonia買取

Patagonia(パタゴニア)は、山を愛する一人の青年が、登山用の道具を作り出すところから始まった企業であり、ブランドです。
登山家のニーズに答えるうちに業界を牽引する企業にまで成長し、今や世界各国に店舗を構えるまでに至りました。
この記事では、日本でも根強いファンを持つパタゴニアの歴史や商品ラインナップ、中古での市場価値や偽物との見分け方などについて紹介します。

 

Patagonia(パタゴニア)の基本知識

Patagonia(パタゴニア)とは、登山、サーフィン、軍用などのアウトドア衣料品やバッグ、靴などを製造販売しているアメリカのメーカーであり、ブランド名です。
このブランド名は、ガウチョやコンドルが飛び交う氷河に覆われた山岳の幻想的なパタゴニアの風景に魅せられたことや地図に載っていないような遠隔地であること、あらゆる国でパタゴニアという言葉は発音がしやすいといった3つの理由からつけられました。

創始者はイヴォン・シュイナード。
アメリカ、リスボンで生まれ、ロッククライマーとしても有名です。
パタゴニアの前身「シュイナード・イクイップメント」は、1957年創業。イヴォン・シュイナードが19歳の頃でした。
当時のメイン商品は、ロッククライミングをする時、壁に打ち込む「ピトン」の製造販売。
1970年代には、アメリカで業界大手と言われるまでに成長しました。

1973年にはメイン商品をピトンから環境に配慮したアルミチョックの製造販売に転換。
クライマーに喜ばれそうなクライミングウエアの製造販売も始め、企業名をPatagonia(パタゴニア)としました。
ラグビーシャツのカラフルなデザイン性と丈夫な素材に影響を受けたクライミングウエアはアウトドア愛好家に受け入れられ、人気を得ています。
その後も、タウンで着てもオシャレなデザイン性や機能性、軽量で実用的なアウトドア製品の研究を怠らず、常に業界を牽引しています。

現在では、アメリカを含め、世界格国に100店舗以上のショップを展開、日本にも20店舗以上の直営店を持つまでに成長しています。
環境への配慮も忘れず、オーガニックコットンやペットボトルを利用した再生素材を積極的に使用するなど、地球と人にやさしい製品づくりを心がけています。
日本支社は、1988年神奈川県の鎌倉にオフィスを開設、2015年に戸塚地区に支社を移転しています。
パタゴニアは耐久性が高く、長く愛用できる製品が多いことから、日本ではフリースやロングTシャツなどが人気です。

 

パタゴニアの歴史


パタゴニア
の創業者シュイナードは、もともと事業家を目指して活動をしていたわけではありません。
ロッククライミングが大好きな少年でした。
当時のシュイナードは、アメリカ各地の岩山に挑戦し続けることが生活の中心で、収入のすべてを山登りに使っていました。
あまりにお金がない時は、野生のリスを捕まえてスープにして食べていたほどです。

当時ロッククライミングをするには、「ピトン」という金属製の釘が必需品でした。
ピトンをハンマーで岩山へ打ち付け、そこを基点に山を登るのです。
しかし、このピトンは1度使うと再利用できないので、シュイナードは大好きなクライミングをするたびに新しいピトンを購入しなくてはなりませんでした。
これはお金のないシュイナードにとって大きな痛手。
こういった状況を打破しようと、シュイナードが考えたことは、再利用可能なピトンを自分で作ることでした。
シュイナードは、ハンドメイドでピトンを自作し、路上販売することを始めました。モリブデン鋼で作られたピトンは、硬質で再利用が可能、使い勝手が良いとクライマー達に人気となり、シュイナード・イクイップメントを創設。
製造は機械化され、高品質のピトンが大量生産できるようになりました。

手軽に使い勝手の良いピトンが購入できるようになったことをきっかけに、ロッククライミングを趣味とする人が爆発的に増加。
気がつけば美しかった岩山は、ピトンを大量に打ち付けられたことによりヒビ割れだらけとなっていました。
シュイナードは、ある日、自分の製造したものが自然を破壊する原因となってしまっていることに気づきます。
本来、利益追求のみをひたすらに追い求めていたわけではないシュイナードは、これを機にピトンの製造販売をやめてしまいました。

岩山を傷つけることなくロッククライミングを楽しめる道具はないかという視点から出来上がった会社が現在のパタゴニアです。
主力商品アルミチョックは、既に存在している岩山の割れ目に道具を差し込むことでクライミングが楽しめます。
安価で軽量、使い勝手が良いチョックは、クライマー達の間で流行し、シュイナードは、環境とビジネスの両立に成功したのです。

 

パタゴニアのデザイナー


パタゴニア
には、ライフスタイルとテクニカルウエアという部門があり、その業務監督をシニアクリエイティブディレクター、マイルズ・ジョンソンが担っています。
両部門の全デザイナーとグラフィック、製品開発やテキスタイル、カラーの各チームの業務総監督です。

マイルズ・ジョンソンは、パティンハムというイギリス中部に生まれ育ち。
子供の頃は、ほとんどの時間をアウトドアと周辺の農場で過ごしてきました。
もともとは画家を志望していたのですが、布地や衣類のデザインに興味を持ち、テレビにまつわるコスチューム・デザイナーとして布に植物顔料を着色したり、パターンを作る仕事に就きます。
その後、炭鉱労働者のポケットが定位置についていることに疑問を持ったり、コルセットの進化について、200年前はどうやって衣類が作られていたのかなどに強い興味を持ち、ロンドンのセント・マーティン・カレッジに入学し勉強を始めます。
リーバイスでクリエイティブ・ディレクターとして14年勤務した後、パタゴニアへ入社となりました。

パタゴニアは、天然の素材を使って作られた衣類、裏地、糸、ボタンまでもが最終的に堆肥として利用可能で、洋服が寿命を迎えたら、全てを土に還すことができる洋服づくりという理念をもって製造やデザインをおこなっています。
環境への配慮により、使える素材やデザインに制限的であるからこそ、デザイナー達はシンプルさと実用性に集中することができているとジョンソンは話しています。
デザイナーたちとともに、新しいスタイルに取り組む時、ジョンソンは、今までとは発想が違う驚きや活気、インスピレーションに優れたものが作れないか、またユーザーの使用目的を満たすような完璧な機能性を持つものは作れないだろうかと模索しながら作業に取り組んでいます。

パタゴニアでは将来、さまざまな状況下で快適さを提供する多用途型ウエアの製造販売を考えています。
ジョンソンとデザイナーたちは、資源の使用を減らし、着る人に多くの利点を与えられるよう日々努力し続けているのです。

 

パタゴニアのライン


パタゴニア
では、メンズ、ウィメンズ、キッズ用の他、ワークウエア、パーク・ギア、サーフィンやマウンテンバイク用ウエアなどさまざまな場面に適したスタイリッシュで機能性の高い洋服を提供しています。

メンズで人気のトレントシェルジャケットは、シンプルで防水性抜群のジャケットです。
シンプルなデザインでカラーバリエーションは12色と豊富。
環境に配慮しリサイクル・ナイロン100%素材を使用しています。
パタゴニアのフリースは、リサイクルウールとポリエステルをブレンドし、温かみのある着心地が自慢です。
デザインや機能性が高く、日常生活に気軽に着られるカジュアルシリーズと激しいアクティビティにも対応可能な高機能で携帯性に優れたテクニカルシリーズの2種類があります。

パタゴニアのロングセラー商品「R1」は1999年に製造販売されました。
高い通気性を持つグリッド構造で、着用したままでも快適に動くことができます。
凹凸が熱を閉じ込め、汗を拡散するため、衣類内は常にドライな状態に保たれ快適です。
RシリーズはR1からR4まで展開。数値が小さいほど薄手、大きいほど厚手で防寒性が高く伸縮性に優れています。
登山やクライミングに最適です。

メンズ、レディースともに人気なのが、Tシャツです。
耐久性は、少しのお手入れで何世代にもわたって着続けられるほどです。
オーガニックコットンや製造廃棄物を再生したナイロンファイバー素材のTシャツが作られていますが、特にオーガニックコットン素材のTシャツは、抜群の着心地で、男女問わず多くの人に愛されています。

 

パタゴニアの中古市場での価値

 

パタゴニア製品は、性能の良さから中古市場において不動の人気を誇っています。
レトロXシリーズやRシリーズはアウトドア向けというだけでなくタウンユースとしても人気の商品です。
価値が落ちにくく、安定した高値での買取が可能です。

人気が再燃しているレトロXシリーズは、オフホワイト系の色味が特に人気。
定価3万円ほどの製品なので、質の良い中古品を探しているユーザーも多く、高い値段での買取が可能です。
Rシリーズの中では、R2が日本の気候に一番あった機能性を持ち合わせ、その汎用性の高さから高価で売買されています。
R3、R4は、既に廃番となっていますが、根強いファンがいるので、安定価格の商品です。

ミリタリーウエアの中古市場においてパタゴニア製品の価格は、高値で安定している印象です。
アメリカ同時多発テロ後、ヒンドゥークシュ山脈で活動する特殊部隊の隊員が活動しやすいよう、パタゴニアによって開発されたダスパーカMARS(Military Advanced Regulator System)の後期型は、人気商品故の高値、6万円前後での取引となっています。
パタゴニア製のハードシェルは、めったに市場に出回らないレアな商品。市場では10万円前後での取引です。

 

パタゴニアの偽物にご注意ください。

 


パタゴニア
の偽物は、市場にとても多く出回っているという事を覚えておきましょう。
登山用やクライミングウエアなどの偽物はあまり見かけませんが、フリースやTシャツといったカジュアルウエアを購入する時には特に注意が必要です。

フリマアプリなどでパタゴニア製とうたわれている製品を購入する際は、出品されている商品と正規品を良く見比べることをおすすめします。
見比べるポイントは、生地の色味やインナー、ファスナーです。中古品の場合、多少色合いが違うこともあるかもしれませんが、あまりに色味が気になる場合は、出品者へ正規品であるかどうか確認をすることが大切です。
インナーにおいては、色や質感が明らかに違うことがあるので、インナーで偽物を見極めるという手段もあります。
パタゴニア製の多くはYKKのファスナーが使われています。
古い型で、稀にYKK以外のファスナーが使われている場合もありますが、ここ最近の製品は、ほとんどがYKKのファスナーです。
またパタゴニアの衣類には、タグが付いており、識別番号が確認できるようになっています。
タグに記載されている内容で偽物かどうかを確認するのもおすすめです。

 

Patagonia / パタゴニアを高価買取できる理由

当店は開店当初からパタゴニアの買取に力を入れています。
ではなぜ、パタゴニアを高く買い取れるのか解説していきます。

前述の「パタゴニアの中古市場での価値」でも書きましたが、パタゴニアは中古でも「高値」で「安定」して売れています。
高値で売れるので高く買取できるのは当然ですが、重要なのは安定して売れるという点です。
「そんなに高く売れるのか!」と、少しでも気になったあなたは「査定」だけでも構いませんので、ぜひ一度LINE査定をご利用下さい。

Patagoniaの買取実績