Off-White（オフホワイト）とは？

ストリートファッションが好きな人であればOff-White（オフホワイト）を知らない人はいないのではないでしょうか。
もっとも、最近ファッションに興味を持ち始めた人や、ストリートブランドをあまり知らない人もいると思います。
そこで以下ではオフホワイトについて知っておきたい基本的な情報を紹介していきます。

Off-Whiteについて知っておきたい基礎知識

Off-White（オフホワイト）は、ラグジュアリーなストリートブランドです。
クリエイティブディレクター、建築家、アーティストなど、その多才さをあらゆる場所で発揮して活動しているヴァージル・アブローが2014年にスタートしました。
オフホワイト以前にも、数々の人気ブランドに携わり人気を博していたヴァージル・アブローの新ブランドということで、オフホワイトの注目度は非常に高く、まずはフランスで発売が開始されました。

日本では、セレクトショップなどでの取り扱いはありましたが、路面店として南青山に上陸したのは2016年になります。
オフホワイトのデザインの特徴は、ブランド名である「Off-White」の、「White」、のロゴを随所に散りばめていることです。
決してロゴとして散りばめているわけではなく、デザインのひとつとなるように、表現のバリエーションには工夫が凝らされています。
そのデザインのインスピレーションは様々なものから取り入れられており、建築からインスパイアされた、力強くグラフィカルなデザインもそのひとつです。
矢印のマークや太めのストライプを、斜めに配置してみる等、平凡には終わらない力強いデザインもオフホワイトのデザインの特徴です。
ストライプの配色は白黒のものが定番とされていますが、時には迷彩柄に赤など大胆な組み合わせもあり、ストライプの太さのバリエーションも豊富で、様々なデザインがあります。
近年ではNIKE（ナイキ）、Levi’s（リーバイス）、JIMMY CHOO（ジミーチュウ）など、他ブランドとのコラボレーションにも積極的で、世界中の多くのファッショニスタから支持を得ています。

Off-Whiteの歴史とは？

オフホワイトは2014年、ヴァージル・アブローによって設立されました。
アブローはその前にアート作品「PYREX VISION」を設立していましたが、名前を改め「Off-White」として、ファッションブランドとしてスタートさせます。
2015年からはパリファッションウィークにてコレクションを発表し、香港・東京・ミラノ・ロンドン・ニューヨークにて発売がスタートしました。
日本では2016年、南青山に直営店がオープンし、そのインパクトのあるデザインとイタリア製の上質な素材でたちまち人気のラグジュアリーストリートブランドとなります。
そして2021年、モエ　ヘネシー・ルイヴィトングループ（LVMH）がオフホワイトを買収します。
オフホワイト設立者のヴァージル・アブローは引き続き、クリエイティブディレクターを担当しており、LVMHとの協力で新規ブランドや既存ブランドであるオフホワイトの今後の盛り上がりが期待されています。

Off-Whiteのデザイナーとは？

オフホワイトのデザイナーは設立者のヴァージル・アブローです。
アブローは大学では建築を専攻していました。
在学中にマコーミック・トリビューン・キャンパス・センターなどの建築中の建物の影響でファッションに興味を持ち、建築の勉強をしながら、Tシャツのデザインをするようになりました。
アブローはLVMHグループであるフェンディでインターン時代に、同じクラスにいた1人の人物と友人になります。
その人物とは、後に世界一のラッパーとも言われるようになったカニエ・ウエストです。
このカニエ・ウエストと出会ったきっかけがヴァージル・アブローの〝転機〟となるのです。
インターンの時に、アブローの建築学科で培ったファッションセンスに光るモノを感じていたカニエ・ウエストは、2002年の時、自身のツアーで、アブローにツアーのアパレルグッズやステージ設計、アルバムのカバーのデザインを依頼しました。
このことをきっかけに、カニエ・ウエストがクリエイティブエージェンシーとしてスタートさせた〝DONDA〟のクリエイティブディレクターとしてヴァージル・アブローが抜擢されました。

その後2012年にパイレックスヴィジョン（PYREX VISON）という会社を設立します。
これはビデオプロジェクトで、このビデオでラルフローレンの古着などにOff-Whiteとのデザインの前身ともなるバックに大きくプリントをしている衣類が登場しました。
当初はブランドとしての告知ビデオではなかったパイレックスヴィジョンですが、ビデオを見た人から「この服はどこで買えるのか」という問い合わせがあり、パイレックスヴィジョンはファッションブランドとしてスタートすることになります。
そしてパイレックスヴィジョンから名前を変え、ラグジュアリーストリートブランドとしてオフホワイトをスタートさせるのです。
アブローは2019年春夏からオフホワイトのデザイナーはもちろん、LOUIS VUITTON（類ヴィトン）のメンズ部門アーティスティックディレクターに就任しています。
ファッションデザイナー、グラフィックデザイナー、フォトグラファーなど様々なシーンで活躍しつづけている、それがオフホワイトのデザイナー、ヴァージル・アブローです。

Off-Whiteのラインとは？

オフホワイトはメンズ・レディース・キッズラインそれぞれありますが、洋服のみならず、靴やアクセサリー・雑貨・など取り扱いアイテムは非常に多いです。
どのアイテムにも共通していえる特徴は「グラフィック」です。
斜めストライププリントや、アローロゴと呼ばれる交差した太い矢印プリント、短い英文を引用符で飾ったプロダクトなどが有名です。
こうした象徴的で一目でどこのブランドか分かりやすいデザインが近年のトレンドとマッチし、若者を中心にオフホワイトの人気をけん引しています
他にも、ルネサンスや20世紀のアートをフィーチャーしたアイテムも特徴的で、人気があります。

オフホワイトのデザイナー、ヴァージル・アブローは、自身の講演会において「独自の思想や美学を切り開いた作家や作品にコネクトして、それを土台に自分を築き上げていく」と表現しています。
近年では、ヴァージルのルーツである建築デザインやインテリアコーディネートを落とし込んだ食器セットやタオル、ルームウェアなど、生活雑貨も発表しています。
こちらも、ファッションアイテム同様人気を博しています。
ファッションだけにとどまらず、幅広いシーンで活躍するアイテムを生み出せるのは、多才なデザイナー、ヴァージル・アブローだからこそ出来る技だと言えるでしょう。

Off-Whiteの中古市場での評価とは？

オフホワイトは人気のラグジュアリーストリートブランドのため、中古市場でも高値で取引されることが多いです。
その人気は一過性のものではなく、年々上がっています。
特にNIKEなど他ブランドとのコラボレーションモデルは、その希少性の高さから、中古市場でも定価を超える（プレミアム値段）が付くこともしばしばあります。
有名人が着用したものなども話題性があり、価格が高騰することもあります。
ただし、1番安定して、定番で高く取引されているのはアウターやパーカーなど、オフホワイトのブランドロゴが大きく目立つアイテムです。
オフホワイトの代表デザインであるがゆえに、欲しいと思う人が多く、中古市場も高値で安定しています。

オフホワイトのアイテムをなるべく高く売るコツとしては、なるべく早く売却することです。
今期発表のアイテムや近年に発売されたものなど、購入してからの期間が短い方が、買取価格は高くなります。
アパレルはトレンドが早く、流行は2〜3年で大きく変わるものなので、目安として2年以内に売却するのがベストだと言えるでしょう。
また、付属の紙タグやラバータグ、専用袋なども一緒に保管をしておくと正規品であることの信頼になりますので、こちらも残しておくようにしましょう。

Off-Whiteの偽物に注意しよう

オフホワイトはその人気の高さから、偽物も数多く出回っています。
特にアジアでは非常に人気が高いがゆえに日本でも偽物が多いです。
オフホワイトの商品は実店舗数が少ないことから、ネットで購入する人が多いです。
実際に見たり、触れたりすることが出来ないため、ネット上では多くの偽物が出回っています。
1番、違いとして分かりやすいのは「価格」です。
オフホワイトはラグジュアリーストリートブランドですから、洋服1着で数万円します。
ですから、数千円など破格の値段で販売されている場合は、偽物の可能性が非常に高いです。
あまりにも安価で販売されているものは疑った方がよいでしょう。
また、付属品のケアタグ、ラバータグ、専用袋があるかも偽物かどうかの判断材料になるでしょう。
中古だとない場合もあると思いますが、その場合は販売元のショップが信頼できるかどうかを調べることをおすすめします。
個人間での取引も同様に、「信頼できる販売者かどうか」は、偽物を買わないようにするために大切なこととなります。
アイテムと価格で即決で買わずに、しっかりと注意事項等を読んで購入するようにしましょう。

オフホワイトはプリントデザインが多いため、商品の写真だけでは偽物かの判断が難しいです。
上記のような、価格・販売元・付属品なども含めて総合評価で見分けるようにしましょう。

Off-Whiteを高価買取できる理由

当店はオフホワイトの買取に力を入れています。
オフホワイトは現在、ストリートブランドでトップレベルの人気を誇るブランドです。
また、前述のとおり、中古市場でも非常に高値で取引されています。
今後も人気があがり、価格の高騰もありえるブランドとも言えるので、買取も強気でお値段をつけさせていただきます。
偽物も多いブランドですが、当店では真贋確認をしっかりと行いその上で買取をさせていただきます。

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