GRAMICCIBrand
“RECLOTHE”のGRAMICCI買取
GRAMICCI(グラミチ)とは?
グラミチパンツでお馴染みでアウトドアパンツで有名な、GRAMICCI(グラミチ)。
一度はお聞きしたことがあるブランドではないでしょうか。
もっとも、名前を知っていてもどういったブランドなのかよく分からない人が多いかもしれません。
そこで以下では、グラミチについて知っておきたい基本的な情報を紹介していくことにします。
GRAMICCIについて知っておきた基礎知識
グラミチの特徴として、頑丈さやロッククライミングにぴったりの動きやすさを追求したアイテムとなっていることが挙げられます。
ニュースポーツファッションという言葉を掲げ、高い機能性だけでなくデザイン性も加えられたアイテムとなっています。
また、グラミチの魅力として、カラーバリエーションの豊富さが挙げられます。
メンズのショートパンツだけでも、ブルーやレッド、グリーンなど13色ほどもカラーバリエーションがあります。
機能性が抜群なだけでなくとてもお洒落で楽しめるファッションアイテムとなっています。
GRAMICCIの歴史とは?
1982年に、アメリカでマイク・グラハム氏が立ち上げたブランドがグラミチです。
創立者のマイク・グラハム氏は、ストーンマスターというあだ名を持つロッククライマーでした。
1970年代にロッククライミングの世界を牽引してきた人物です。
クラハム氏は、ロッククライミングの世界では進歩的であったため、その頃に着用されていた専用ウェアでは物足りないと考えていました。
そこで、独自のやり方でロッククライミング用のウェアを作るようになります。
そうして生まれたブランドがグラミチでした。
グラミチのファッションアイテムの中でも、パンツとショーツは驚くほどの売れ行きを見せました。
それらの商品は、180度自由に足を動かせるように作られており、ベルトなども特別な仕様になっていました。
クライミングパンツとして優秀なグラミチのパンツは、すぐに全米中で人気となり、日本にもその商品が入ってくるようになりました。
その後、グリニッチというエコラインも発表し、地球の環境問題を考えた商品を多く作っています。
GRAMICCIのデザイナーとは?
ここでは、創業者のマイク・グラハム氏の紹介をしていきます。
マイク・グラハムはアメリカのロッククライマー、フリークライマー。
1970~80年代にヨセミテを中心として名を馳せたクライマー集団「ストーンマスターズ(Stonemasters)」の創設メンバーのひとり。
当時から自分自身でもクライミング道具やウェアを作成していたマイクは、後に動きやすさとファッション性を両立させたアウトドア、アパレルブランド、グラミチ(GRAMICCI)やロックス(ROKX)、ストーンマスター(STONEMASTER)などを立ち上げます。
ストーンマスターズとは、当時ヨセミテを拠点に数々の初登攀を成し遂げ、ロッククライミングを新たな領域に押し上げていった、南カリフォルニアの若いクライマー達によるグループの名称です。
他のメンバーには、ジョン・バーカー、トビン・ソレンソン、リック・アコマッツォ、ジョン・ロング、リチャード・ハリソンなどがいました。マイクはヨセミテだけにとどまらず、英国、フランス、オーストラリア、北米大陸などを幅広く旅し、注目に値するフリークライミングでの初登攀を成し遂げました。
エル・キャピタンのマンモステラスのフリー初登攀など、ビッグウォール・フリークライミングにおけるパイオニアでもあります。
熱心なクライマーであるだけでなく、古代遺跡の探検家でもありあす。さらにサーフィン、ウィンドサーフィン、スキューバダイビング、ハイキングなども楽しみ、ヘリコプターの操縦にも長けています。
グラハム氏はまた、1978年のアクエリアン・ウォール初登攀を含む初期のエル・キャピタン単独登攀時に、彼自身が制作したハンモックや、後にポータレッジとして知られる簡易テントのプロトタイプを使用するなど、アウトドアギアを自作する技術に長けていました。
彼は裁縫も得意で、ガセット付きの股のデザインを特徴としたパンツを80年代初めに開発し、アウトドア・ブランド、グラミチを立ち上げました。
商業的にも大成功し、以来多くのアウトドア系パンツのデザインにおけるベンチマークとなっている。
彼が愛情を込めて呼んだポータレッジもグラミチを通じて製造され、商業的に流通しました。
80年代前半ジョン・バーカーと共に、革新的なラバーを搭載した「Fire」ロッククライミングシューズの開発に従事し、クライミングシューズでも新たなスタンダードを確立する。
その後1999年にグラミチを離れ、マイクはパタゴニアなどでのコンサルタントや、いくつかのシューズブランドの立ち上げ、その他さまざまな製品設計を手伝うなどアウトドア製品の開発に携わり続け、2000年、新たなアウトドアアパレルブランド、ロックス(ROKX)、その後ストーンマスター(STONEMASTER)を創設します。
GRAMICCIのラインとは?
ここでは、GRAMICCIの年代別タグをご紹介していきます。
1980年代前半 ひし形タグ
グラミチが創業して初期に付いている、かなりレア度の高いひし型タグです。
タグ色は茶色。ひし型の中央にブランドネームが記載。
外側にGENUINE STYLE、GENUINE MOVEMENTと刺繍されています。
希少性が高いので、非常に価値の高い商品になります。
1980年代後半~90年代前半 ボックスロゴタグ
ひし型タグの字体をそのままに、ボックスロゴにしたタイプ。
1990年代後半~2000年代前半
現在でも使われる字体。タグ地は黒で字体が赤。
外枠が黒で中が銀色、文字色が赤のタグもあります。
2000年代前半~現行タグ
現行モデルに付くタグです。
右下にUSAと表記がありますが品質表示タグを見るとCHINA等、他国生産だったりする事があるので注意が必要です。
MADE IN USAは2000年代初期のアイテムになります。
GRAMICCIの中古市場での評価とは?
アウトドアスタイルの定番でもあるGRAMICCIですが、中古市場での評価も高く、高値で安定して売買されています。中でも特に人気なのが、コラボ商品。
nonnative×GRAMICCI
初のGORE-TEX採用モデルCLIMBER EASY PANTS
初のGORE-TEX INFINIUM™を採用したモデルCLIMBER EASY PANTS N/P RIPSTOP STRETCH WITH GORE-TEX INFINIUM™
※品質などにもよりますが、新品参考価格約4万円に対して買取金額1万円~2万円をお付けする事が出来ます。
その他にも
GRAMICCI×REMI RELIEFやGRAMICCI×EDIFICE、GRAMICCI×BEAMS GOLF、GRAMICCI×Lee×Ciaopanicなどの別注アイテムも、高価買取に期待出来ます。
GRAMICCIの偽物に注意しよう
グラミチには数多くの偽物が出回っていると言われています。購入時にはきちんと正規品か確認をしないといけません。
正規店以外でご購入される場合は、今回ご紹介するポイントをみて、購入を判断してください。
ブランドロゴ
ロゴはブランドの顔となる部分にあたり、とても重要なポイントになります。
偽物の商品は、ロゴの字体にばらつきがあったり、縫製が雑です。本物と比べて、ブランドロゴのフォントが丸っこいのも特徴です。
また、生地が固くてゴワゴワしていたり、ベルトの品質が悪かったり、ボタンやチャックなどに違和感などを感じたら、偽物ではないかと疑った方がいいかもしれません。
GRAMICCIを高価買取できる理由
グラミチパンツでお馴染みでアウトドアパンツで有名なグラミチですが、幅広い年齢層(男性)から支持されているブランドです。
新品市場、中古市場でも販売実績が上位に位置し、いわゆる回転率が非常に優れているブランドといえます。
「高値」そして「安定」した販売実績を誇る為、安心して高い値段をつける事が出来ます。さらに高い値段で売るコツとして、
1. コンディション、品質に優れている
汚れがない、キズがない、チャックやボタンなどの破損がない、洗濯やクリーニング、シワが出来るアイテムはアイロンをかけている
2. シーズン(季節)直前に売る
例えば、秋冬物だと寒くなる前の8月~10月、春夏物だと1月~3月など
3. 新しいアイテムを売る
初期のひし型タグのアイテムなど希少性が高いので、ヴィンテージアイテムとして高値が付きますが、原則年数が古くなると品質が悪くなったり、トレンドのシルエットやライン、アイテムではなくなってくる事から、年数が古くなればなるほど買取金額が安くなる傾向がございます。
使わなくなった、着なくなった、けどいつか着るかもとクローゼットや押し入れに眠らせるのではなく、着なくなったタイミングで売るのがベストです。