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BALENCIAGA(バレンシアガ)とは?

BALENCIAGAバレンシアガ)というブランドは、誰しもが1度は見聞きしたことがあるのではないでしょうか。
今やストリートファッションとしても人気のバレンシアガですが、ここではバレンシアガについて知っておきたい、基本的な情報をご紹介していきます。

 

BLENCIAGAについて知っておきたい基礎知識

バレンシアガは1914年にクリストバル・バレンシアガが創業したラグジュアリーブランドです。
元々バレンシアガは既製品の洋服を作らず、デザイナーによるオートクチュール(デザイナーが顧客のために完全オリジナルの洋服を仕立てること)が始まりでした。
クリストバル・バレンシアガの作る服の特徴は、シンプルで、体に密着しないゆったりとしたシルエットなものでした。
今でこそよく聞く「立体裁断」など当時には革新的な手法でその地位を着実に上げていきました。
そうして人気がChristian Dior(クリスチャンディオール)と二分するほど高くなりますが、Diorがプレタポルテ(既製品の服)で大成功を収めます。
ですが、バレンシアガは「自身の作りたい服が作れなくなってしまう」とプレタポルテに手を出さず、オートクチュール一筋を貫きました。
そのため知名度に格差がついてしまい、バレンシアガの人気は低迷してしまうのです。

低迷したバレンシアガの人気が上がったのは2015年以降です。
Vetements(ヴェトモン)のデザイナーも務めたデムナ・ヴァザリアがバレンシアガのデザイナーに就任した後、バレンシアガのイメージは一新されます。
代表作・トリプルSのように、ストリートシーンで使えるアイテムへと路線変更されます。
ダッドスニーカーやトラックパンツなどを生み出し、現在バレンシアガはラグジュアリーストリートブランドとして、人気ブランドへと成長しています。

 

BALENCIAGAの歴史とは?

バレンシアガは1914年 、クリストバル・バレンシアガにより“スペイン”でオートクチュール店としてオープンします。
オートクチュールとしてスペイン王侯貴族ご用達ブランドとして名前が有名になり、当時のセレブに人気なブランドとなりました。
1936年に起こるスペインでの内戦を機に、翌年の1937年にスペインから“フランス”のパリに移転させます。
この時期から本拠地をパリとし、現在の“フランスのブランド”と言うイメージが定着しています。
1968年、クリストバル・バレンシアガが死去した後、甥が事業を引き継ぐのですが、新作を出すわけではなく、ブランドのライセンスを保持しているだけの状態が続き、ブランドを継続するために香水ブランドとして立ち上がります。

その後1987年にプレタポルテ(洋服)をスタートさせます。
1992年にジョセフュス・メルキオール・ティミスターがデザイナーに就任するのですが、人気は上がらず、バレンシアガの人気は落ちてしまうのです。
倒産の危機を迎えていたバレンシアガですが、転機が訪れます。
2001年、GUCCI(グッチ)など高級ブランドを保有しているケリングに買収されました。
ケリングの傘下に入ることにより資金面で余裕ができたことで、バレンシアガは事業拡大し、世界に展開されていきました。
パリを中心に営業をしていたバレンシアガですが、世界各国の首都に店舗を構えるようになります。
日本で正式に店舗展開が始まったのは2006年で、当時バレンシアガの輸入販売を行っていたリスアテグループとケリングの共同出資により日本法人が設立されます。
当時デザイナーを務めていた二コラ・ジェスキエールのデザインで人気があったバレンシアガはあっという間に広がり、日本でも人気ブランドとなりました。
その後2012年に二コラ・ジェスキエールが15年務めたバレンシアガのデザイナーを退任します。
その後、アレキサンダー・ワンがデザイナー就任しますが、2年で退任してしまいます。
アレキサンダー・ワンが退任後にデザイナーに就任したのが、ヴェトモン(VETEMENTS)の設立者であり、現デザイナーのデムナ・ヴァザリアです。デムナ・ヴァザリアは元々のバレンシアガのスタイルであるラグジュアリーなデザインを一新し、ラグジュアリーストリートブランドとして新たなアイテムを発表しました。
近年はストリートファッションが大ブームとなっていることもあり、大成功を収め、現在人気ブランドへと成長しています。

 

BALENCIAGAのデザイナーとは?

前述の歴史でも記した通り、バレンシアガの歴代デザイナーは数多く存在します。
その中でも活躍した2名のデザイナーをご紹介します。
まずは創設者クリストバル・バレンシアガです。フランスでもオートクチュールの腕前からクチュール界の建築家と称され、1950年~60年代には当時人気絶頂中のクリスチャン・ディオール(現DIOR)と唯一張り合うことの出来るデザイナーとして、彼が作る洋服は人気を博していました。
当時は高級既製服のDIOR、高級仕立服のバレンシアガと比べられることも多かったのです。
バレンシアガの服は機械を使った既製服では作れないパターンということで、当時は機械での量産は一切することなく、DIORとの差別化をすることで人気を保つことができました。
また、当時はクリスチャン・ディオールの『ニュールック』という、コルセットで腰回りをガチガチにしていたアイテムが人気でしたが、バレンシアガは当時の流行から外れたゆったりとしたスタイルのアイテムを出して『コルセットからの女性の解放』とかなり話題となりました。
このゆったりとしたデザインはコルセットという女性ファッションのハードルを大きく下げ、誰にでも似合う服を考案しました。
これにより痩せた方でも太っている方でも体系を気にせず服を着ることができたので、モード界に革命が起こりました。
服飾の世界ではこのような革命を行った人物として「本物の芸術家」「クチュール界の建築家」と言われております。

2人目は現バレンシアガデザイナーのデムナ・ヴァザリアです。デムナ・ヴァザリアは2012年~2014年にルイヴィトンのシニアデザイナーを務めた経歴があります。
また、デムナ・ヴァザリアと言えば人気ブランド「ヴェトモン」の創設者です。
ヴェトモンはストリートファッションを意識したブランドです。
ヴェトモンでの経験を活かし、デムナ・ヴァザリアはバレンシアガのデザイナー就任後、ラグジュアリーストリートブランドへと大きく路線変更するのです。
バレンシアガのラグジュアリーさ、自身の強みのストリートデザインを融合させたアイテムが、近年のトレンドにマッチしバレンシアガの人気を復活させました。
現在はヴェトモンのデザイナーを退任し、バレンシアガのデザイナーとして活躍しています。

 

BALENCIAGAのラインとは?

バレンシアガは歴史が長いブランドで様々なラインが存在します。その中でも特に人気のものを2つご紹介します。

まず1つ目は、2000年代にバレンシアガの代表アイテムとして発表されたバッグ、「The Cityシリーズ」。
古いイメージもありますが、現在でも愛用している人は多く、ファッションアイテムの一つとして取り入れられております。
The cityの特徴は、なんといっても大容量入るバッグの大きさにあります。
2000年の発売当初、ファッション雑誌の編集者が愛用していたことから「エディターズバッグ」とも呼ばれ、荷物の多い女性に愛されておりました。
今でも多くの女性を魅了しファンを増やし続けています。

2つ目はブランドの路線変更で革命的アイテムとなった「トリプルS」です。
バレンシアガの代表作と言えるでしょう。
モデル名は「トリプル ソール」の略となっています。
ランニングシューズ、バスケットボールシューズ、トラックシューズという3つのソールを組み合わせたことにちなんで名付けられています。
3つの異なるスポーツソールから型を取り、重ね合わせた独創的な分厚いレイヤリングは、他スニーカーとは一線を画する存在感を放っており、今では定番の「ダッドシューズ」「ダッドスニーカー」の先駆けとなったモデルです。

 

BALENCIAGAの中古市場での評価とは?

バレンシアガのアイテムは中古市場でも人気がありますが、その価格帯には幅があります。
歴史が長いブランドであるため、年代が古い物は少し安くなる傾向があります。
特にスポーツラインやレディースラインは安くなることが多いため、リーズナブルな価格でバレンシアガのアイテムを欲しい方は中古ショップをチェックしてみると良いでしょう。
逆に、年代が新しい物は高く取引されることが多いです。
ストリート路線へ変更してからのアイテムは特に人気があります。
代表作のトリプルSは発売当初は定価以上の価格で取引されることもありましたが、現在は相場も落ち着き4~7万円ほどとなっています。
スニーカー以外でも、ロゴパーカーやロゴ入りのアイテムも人気で、高値になりやすいです。
共通して言えるのは新しいモデルほど高くなりやすいため、高く売りたい人は購入してから2年以内に売ることがおすすめです。
また、汚れなどがあると減額されることもありますので、売る際にはキレイにクリーニングをしていきましょう。

 

BALENCIAGAの偽物に注意しよう

 

バレンシアガは人気のブランドですから、偽物も多く出回っています。
特に偽物が多いアイテムが代表作のスニーカー「トリプルS」です。
一目見ただけでは、その違いを見分けることは難しいため、細部まで確認し、本物と見比べることが必要になります。
まずはブランドロゴです。
ロゴは刺繍で入っていることが多いですが、偽物と本物では字体が違います。
また偽物の刺繍は全体的に荒くなっていることが多いです。
インソールのロゴも字体が異なっていることが多いです。
次に内タグです。本物の内タグにはサイズ表記だけでなく他にも情報が記載されています。
偽物は表記内容が少なく、字体も異なることが多いです。
他にもアッパーやソールの作りなど見比べると違いが分かります。
偽物を購入しないためにも、細部まで確認した上で購入すると良いでしょう。ネットでは中古でもたくさん販売されています。
写真の確認はもちろん、販売元が信頼できるかどうかもしっかり調べた上で購入しましょう。

 

BALENCIAGAを高価買取できる理由

当店ではバレンシアガの買取に力を入れています。
1度は人気が低迷したバレンシアガですが、現在ラグジュアリーストリートブランドとして人気が再燃しています。
ですから近年の新しいモデルであれば、特に高く買取させていただきます。
「自分が持っているトリプルSはいくらになるだろう」「The Cityのバッグ、今売ったらいくらかな」と少しでも気になったあなたは、査定だけでも構いませんので、ぜひ一度LINE査定をご利用ください。

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