NIKEBrand
“RECLOTHE”のNIKE買取
1990年代、日本で熱狂的なブームを巻き起こしたアスリート・シューズのブランドがありました。
それがSwoosh(スウッシュ)と呼ばれるスタイリッシュなロゴデザインで知られるアメリカ合衆国の企業NIKE(ナイキ)です。
アメリカ合衆国のオレゴン州ユージーンで設立されたスポーツ用品のメーカーは、2021年の段階で世界有数の大手企業として躍進しています。
NIKE(ナイキ)の基本知識
NIKE(ナイキ)は世界規模で展開するスポーツ用品メーカーです。
NBA選手マイケル・ジョーダンとコラボレーションしたAIR JORDAN(エア・ジョーダン)や日本でも1990年代に社会現象を巻き起こしたAIR MAX(エアマックス)の発売元としても知られています。
スポーツ・シューズとして革命を起こしたのが、Nike Airと呼ばれる靴底のバッグ内のエアを圧縮する衝撃吸収構造です。
柔軟な弾性を発揮するエアソールユニットのテクノロジーは、形状を維持しながらも軽量で優れた履き心地を実現しました。
このアスリート・シューズはNBAで人気を誇り、1980年からはラッパーやアーティストにも浸透しています。
NIKE(ナイキ)のシューズは運動用品としてだけでなく、ファッションのアイコンとしても愛されるようになりました。
有名なクリエイターとコラボレーションした商品は製造数が少ないため、収集家たちの間では高値で売買されるコレクター・アイテムとしての側面もあります。
ダイナミックなデザイン性と著名なアスリートやアーティストに愛されるスポーツ・シューズは、2021年になっても常に新しい価値を提供し続けています。
ナイキの歴史
NIKE(ナイキ)は1964年1月25日、 アメリカ合衆国のオレゴン州ユージーンで設立されました。
1968年にはニューヨーク証券取引所に上場し、世界に誇る多国籍企業として躍進しています。
創業者のフィル・H・ナイトは1938年、オレゴン州ポーランドに生まれました。
ナイトは幼少期からスポーツが好きで、特に陸上を好んでいました。
彼はオレゴン大学で経営学の学位を取る傍ら、陸上競技の指導者ビル・バウワーマンと出会います。
バウワーマンは選手の育成に最先端のトレーニング方法を用いるばかりでなく、運動用具にもこだわる新しいタイプの指導者でした。
幼い頃から熱意を注いでいた陸上競技の発展に新たな可能性を見出したナイトは、バウワーマンに協力を申し出ます。
二人は試行錯誤を繰り返し、アッパーソールに軽量皮革を用いた新作やナイロンを使用した革命的なスポーツ・シューズを生み出しました。
ナイトはオレゴン大学を卒業すると、スタンフォード大学のビジネススクールに入学し、マーケティングを学びます。
そこで彼は人件費を安く抑えた大量生産によって、スポーツ用品を展開するアイディアを思いつきました。
ナイトはスタンフォード大学を卒業した後、1962年に日本を訪れます。そしてオニツカタイガーという靴の製造工場と契約しました。
その二年後に故郷であるオレゴン州に戻ったナイトは再びバウワーマンと手を組み、ブルーリボンスポーツ社を設立します。
そして1971年、同社の社員であるジェフ・ジョンソンの夢に現れたギリシャ神話に登場する勝利の女神ニーケー(Nike)にちなんで、社名はNIKE(ナイキ)に変更されました。
ナイキのデザイナー
多国籍企業であるNIKE(ナイキ)には、様々なデザイナーがいます。
ライン毎にコンセプトが変わり、コラボ賞品なども発売するスポーツ用品メーカーとして男女問わず、その中には日本人も含まれています。
レディーズ・シューズのプロジェクトとして発足したチームでは14人の女性が集まり、わずか2週間足らずでデザインを完成させました。
大勢のデザイナーがひとつのコレクションに向けて作業するため、緻密なコミュニケーションやルールが求められます。
いまでこそ多くのクリエイティブな才能が多く集まるNIKE(ナイキ)ですが、エア・ジョーダンやエアマックスというヒット商品を生み出したのは、ティンカー・ハットフィールドとビル・バウワーマンという二人の男でした。
陸上選手だったハットフィールドはオレゴン大学の在学中にバウワーマンに出会い、指導を受けるようになります。
しかし後に怪我で選手生命を絶たれたハットフィールドは、バウワーマンの靴づくりを手伝うようになりました。
バウワーマンの元でスポーツ用品の製作過程やデザインを学んだハットフィールドは1981年にNIKE(ナイキ)に入社します。
そして彼はデザイナーとしての頭角を現し、AIR MAX(エアマックス)やAIR JORDAN(エア・ジョーダン)といった世界中で社会現象を引き起こしたヒット商品を手がけました。
ナイキのライン
AIR FORCE(エアフォース)
デザイナーはブルース・キルゴアです。1982年、バスケットボール・シューズにNike Airをはじめて搭載したモデルとして発売されると、デザイン性とクッション性能の高さが多くの人を魅了しました。
その人気は2020年代も衰えず、NBAプレイヤーはもちろん、ラッパーやアーティストにも愛されるNIKE(ナイキ)の代表的なスポーツ・シューズの一つです。
AIR FORCE(エアフォース)という名前は、アメリカ合衆国大統領が乗る航空機を空軍が呼称する際の「エアフォースワン」というコールサインにちなんで付けられました。
AIR MAX(エアマックス)
デザイナーはティンカー・ハットフィールドです。
1987年にアスリート用のランニング・シューズとして発売されると、衝撃吸収力の高さで注目を集めました。
特にファンを魅了したのはグラデーションラインとAIR FORCE(エアフォース)シリーズで定着していたNike Airのエアバッグ部分のデザイン性です。
特にエアユニットの可視化は大きな話題となり、ファッションの分野でも大きな衝撃をもたらしました。
名前も同じく、外観に大きなインパクトを与えた拡張したエアバッグが由来です。
AIR JORDAN(エア・ジョーダン)
デザイナーはティンカー・ハットフィールドです。
1984年の発売開始以降、AIR JORDAN(エア・ジョーダン)はデザインや機能の進化を遂げながら、NIKE(ナイキ)を代表するモデルとしてシリーズ化しました。
AIR FORCE(エアフォース)やAIR MAX(エアマックス)と同じくNike Airを取り入れたアスリート・シューズであり、JORDANはNBAのスター選手マイケル・ジョーダンとのコラボレーションであることの証です。
当初はバスケットボール用のスニーカーとして開発されましたが、マイケル・ジョーダンの人気によってアスリート以外にも注目されるようになり、ラッパーやアーティストにも愛されています。
NikeSB(ナイキ・エスビー)
デザイナーはサンディー・ボディッカーです。
NikeSB(ナイキ・エスビー)の正式名称はNike Skate Boarding(ナイキ・スケート・ボーディング)で、名前の通りスケート・ボードをコンセプトにした製品です。
2004年にプロ・スケートボーダーのポール・マーティン・ロドリゲス・ジュニアと契約したことで脚光を浴び、ユニークなラインのデザイン性と共に人気を獲得しました。
耐久性に優れたスエードアッパーと高いクッション性能が特徴で、発売以降は毎年のように新作が発表されています。
同製品には根強いファンが多く、アメリカ合衆国に本拠地を置くアイスクリーム製造販売の大手ベン&ジェリーズホームメイドホールディングスと提携した2020年の新作は、発売直後に売り切れる騒ぎとなりました。
ナイキの中古市場での価値
NIKE(ナイキ)の中古市場では、2021年の段階でも非常に活発な取引がされています。
1990年代に社会現象を巻き起こして以来、人気のモデルには発売時の定価より数倍高い値段がつけられることも珍しくはありません。
同社のシューズには有名なクリエイターとのコラボレーション・モデルが多くありますが、限定品は製造数が限られています。
結果として需要と供給のバランスが需要に傾くケースが多くなり、中古市場で定価を越える高値の取引が行われる原因の一つとなりました。
またファッション性の高いスポーツ・シューズは発売時だけでなく、同じシリーズの新作が発表された際に以前のデザインが再評価される場合もあります。
新製品の値段だけが高騰するわけではないというのも、スポーツ・シューズの大きな特徴です。
NIKE(ナイキ)のシューズには実用的な側面だけではなく、コレクター商品としての価値もあります。
しかし製造が終了したラインの再販は、決して多くはありません。
靴をアートとして鑑賞する趣味の収集家たちも多く、NIKE(ナイキ)は中古市場でも根強い人気を誇っています。
中古市場の価値は一定ではありませんが、2007年の発売時の定価が120ドルだったSB What The Dunkというスニーカーは、2021年の段階で約5000ドルの価値がついています。
このようにスニーカーの値上がりは激しく、当事の40倍以上になる場合もあります。
ナイキの偽物にご注意ください
NIKE(ナイキ)のような世界中で愛されるブランドには、残念ながら偽物も存在します。
模造品の主な流通経路はオンラインのフリーマーケットやオークションです。
正規の品と一見すると変わらないように見えても、僅かな色の違いやNike Airの膨らみや手触りなど、やはり本物とは異なる部分が多く見受けられます。
まずわかりやすい注意点は、ロゴマークです。
Swoosh(スウッシュ)と呼ばれる有名な記号は、正規品と模造品で大きさや稜線のカーブといった細部が異なる場合があります。
公式のホームページなどで確認できるロゴマークと比べ、大きさや位置の違いもコピー商品を見分けるポイントの一つです。
また靴紐を通す穴の大きさや数、輪郭の差が正規品と異なる場合もあります。
他にも靴本体ばかりではなく、箱やラベルも注意の対象です。
こちらは製造された年月日によって仕様が異なることもありますが、不自然に大きい場合やフォントが間違っている場合は模造品の可能性があります。
新品を購入するのがもっとも安全ですが、製造は終了したラインを中古市場で購入する場合などは十分な警戒が必要です。
インターネット上の画像は本物を掲載することも可能なので、判断の基準にはなりません。
中古販売店やオンラインの取引を利用する場合は、出品者に対する評価が役に立ちます。
最近では本物と見分けのつかないスーパーコピーと呼ばれる模造品も流通しており、インターネットやSNSでも注意喚起が行われています。
万が一、偽物を入手してしまった場合は、国の消費者センターが相談の窓口となっています。
NIKE / ナイキを高価買取できる理由
当店は開店当初からナイキの買取に力を入れています。
ではなぜ、ナイキを高く買い取れるのか解説していきます。
前述の「ナイキの中古市場での価値」でも書きましたが、ナイキは中古でも「高値」で「安定」して売れています。
高値で売れるので高く買取できるのは当然ですが、重要なのは安定して売れるという点です。
「そんなに高く売れるのか!」と、少しでも気になったあなたは「査定」だけでも構いませんので、ぜひ一度LINE査定をご利用下さい。