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最新買取実績　パワプロクンポケット10 前原

更新日：2016年10月25日

ご閲覧ありがとうございます。

ブックオフプラス福岡前原の永田です。

今回は、自分が今まで生きてきたなかで一番プレイ時間の多い、一番やり込んだゲームご紹介したいと思います。

それが、パワプロクンポケット１０です。１０というのは２０１０年を表すのではなく、パワプロクンポケットシリーズ通算１０回目ということで１０の数字になっています。今では、パワプロクンポケットシリーズのプロデューサーチームが解散してしまい、２０１１年にリリースされたパワプロクンポケット１４が最後のシリーズとなっています。

パワプロクンポケット１０は２００７年、今から約１０年近く前にリリースされたゲームで、プロ野球のデータは２００７年度のものになっています。

２００７年のプロ野球といえば、野球好きの皆さんは覚えているでしょうか？

パリーグでは現在ヤクルトにいる成瀬が当時ロッテの時に最優秀防御率を獲得し大ブレイク、

現在は引退した稲葉、現オリックスの中島が西武におり、バリバリ活躍していました。

セリーグでは、メジャーに行く前の黒田が広島に在籍しており、青木や横浜の監督をしているラミレスがヤクルトで大活躍、

現中日二軍監督の小笠原が巨人で活躍など、今では指導者の立場にたってる有名選手たちが活躍しておりました。

そんな古いゲームをなぜ紹介するのかと問われると自分が一番やり込んだゲームだということ以外に自分が今までやってきたパワプロクンポケットシリーズ、実況パワプロシリーズも含めて一番面白い、傑作だと言える出来になっているからです。

特に本当に傑作だと言える部分は表サクセスです。前置きとして、パワプロクンポケットシリーズには野球をして野球選手を育てていくサクセスと野球とは別に野球を全くせず、敵を倒していくことで野球選手を育てるRPG的なサクセスと大きく二種類のサクセスがこのシリーズにはあります。前者を表サクセス、後者を裏サクセスと通称いっております。

そんなパワプロクンポケットシリーズの面白さを決定づけるといっても過言ではない表サクセスがとにかく傑作です。僕としては、とりあえずやってみるのが一番いいと思いますが、あえて理由を述べると初心者から上級者まで飽きることなく遊べる難易度作りになっているというのが一番大きな理由です。

まず、この表サクセスは高校野球が舞台となっており、主人公(育成選手)が練習がきついことで有名な強豪高校に進学して甲子園を目指すといういたってシンプルかつ王道な設定となっております。

甲子園に出場出来たらゲームクリアとなって作った選手を登録することができます。

甲子園に出るチャンスは二回あり、主人公が三年生のときの春と夏の甲子園です。

二年生以前のときに甲子園に出られない理由は実際にプレイしてみてください。

甲子園に出場するには地区大会予選として三試合の試合に勝ち続けることが必要であり、甲子園に出場後また三試合勝ち続けると甲子園優勝となります。

これは春、夏同様です。つまり、ゲームクリアしたときに最低３試合、最大１２試合の戦いを勝ち抜いていることになります。

これが、傑作だと思う理由の一つです。

つまり、ゲームをクリアしたとき最低3試合、

　最大12試合を勝ち抜いていることになります。また、春と夏では試合のプレイ方法が違い、春では野手の場合、自分の打席のみプレイ、投手の場合、ピンチ(相手チームのランナーが2塁以上に進んだとき)に投球のみプレイでき、守備は自分でプレイ出来ません。　一方、夏では試合の終盤のある一定のシーンからプレイでき、そこから選手交代も含めて全て自分でプレイします。
特に春の甲子園、それを目指す秋の地区大会では自分の打席か投球しかプレイできません。

つまり、かなり運の要素が強く、自分がいくら打てても仲間打てずに仲間投手が打たれれば負けます。

　一方、自分が全く打てなくても仲間が打てれば勝てます。これは、自分は初心者優遇で上級者殺しだと思います。

　このゲームには仲間選手の能力の上下を決める仲間評価というパロメーターがあり、これを上げておけば勝てる可能性も上がります。よって、プレイが苦手な初心者にとっては、とにかく仲間評価を上げて自分の仲間の力でゲームクリアが可能です。

　さらに、自分が試合に出れるか出れないかを決める監督評価というパロメーターもあり、自分がお荷物になると感じたらあえてこの評価を上げず、勝手に仲間が勝っていって自動的にゲームクリアするのも可能でしょう。一方、夏の甲子園、それを目指す夏の地区大会では途中から全て自分でプレイなのでこれこそ正に初心者殺しで上級者優遇。

　私自身が考えるに、パワプロクンポケットシリーズ通称パワポケシリーズをプレイしたことがない人が始めてやったら

夏の甲子園にはほとんどの人が進めないと思います。

　自分もそうでした。特に、準決勝の相手が曲者で自分はよく負けてました。

　このように、初心者、上級者共に楽しめるシステム作りとなっているのが一番評価できるポイントです。

初心者にとってはやり込んでいくうちに夏の大会に勝てるようになって、登録する選手の能力が上がっていくのが楽しくて飽きません。

　上級者にとってもいい選手を作るには春と夏の甲子園連覇を目指したいものだが、春の甲子園に行って優勝するのがかなりの運ゲーになり、夏の甲子園を勝ち抜くにも難易度が高く、春夏連覇は至難の技です。

　自分もこのゲーム何百回と繰り返してやってきましたが、春夏連覇したのは未だ一回のみです。そのくらい難易度が高く設定してあるので上級者にとっても飽きることはありません。

　さらに、このサクセスはマイナスのランダムイベントが多く、いくら同じようにサクセスの進行を進めようと、ランダムイベントがどれだけくるかによって選手の能力が結構変わります。

　なので、始まる前にこんな能力の選手を目指して作ろうと考えて始めても上手くいい能力の選手ができないことも多く、逆に今回はテキトーに何も考えずにやってみようというときに限っていい選手ができたりということも多々ありました。

　自分は今まで色んなパワポケ、パワプロシリーズをやってきましたが、そんなサクセスは本当にこれだけです。

　例えば、次作のパワポケ11では戦う試合数は多いものの1試合消化しての経験値があまりもらえないので、似たような選手しか作れないですし、このように進めたらこんな選手ができるとある程度予測可能でした。そのような仕様だったので自分はすぐ飽きてしまいました。しかし、パワポケ10は全くそんなことはありません。

　　以上によりこのパワポケシリーズの顔である表サクセスは王道かつ初心者から上級者まで飽きさせない素晴らしい出来となっております。パワポケ10の表サクセスは本当に名作だと思います。ぜひ野球ゲームに興味のある人はプレイしてみてください。

　ちなみに少し残念だったのは裏サクセスでした。パワポケ10の裏サクセスは戦車に乗って、それを動かして敵を倒していくという仕様でしたが、比較的短いストーリーを終えると、1階からスタートし、そこから上に登っていき野球人形という選手を作るためのパーツを集める。

　しかし、一回でも負けてしまうと1階に戻ってしまい、かつフロアごとのマップもレパートリーが少ない。表サクセスをすごく頑張ったぶん裏サクセスが少し手抜きになってしまったのかと感じました。

　裏サクセスが名作だと感じたのはパワポケ12でした。野球ゲーム以外で野球選手を作りたいという方はぜひそちらを。多くは語りませんが、とても良い出来になってます。

最後に、パワポケ10は誰もが楽しめる野球ゲームの金字塔だと思います。野球ゲームを始めたい、野球ゲームは好きだけどこの作品はやったことない方ぜひプレイしてみてください。あなたがそのゲームの虜になることを保証します。

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